こう見えて、子供のころから大学生ぐらいまで読書家だった。
今はもう読書家とか文学青年と言えるほど本は読んでいないが、その理由の大部分は
「もう読みたい本がない。」からである。
芥川や川端といった好きな作家の作品はおそらくもう全て読んだ。
好きではない作家(一応気を遣って誰とは言わない)ですら好きになろうとしたのか4冊程度は文庫本が家にあったりする。
そういうわけで、読むなら今現在現役の作家の新作しかないのである。
だから、この数年は芥川賞受賞作を買って読んでいる。
今年も2冊とも購入し、1冊は先月、もう1冊は昨日読み終えた。
これらがまるで俺の心に触れないのである。
1冊は可もなく不可もない「普通」の話、もう1冊は書きたいものが明らかに技量不足で書けていない。一応気を遣ってどっちがどっちとは言わない。
芥川賞受賞作によくそんなに上から言えるなと思うかもしれんがそう思ったのでしょうがない。
これはおそらく今までに読んできた本が俺にそう思わせるのであろう。どんどん自分の中のハードルが上がるのだろう。
物事の解析度が高まるのは考えもんである。
最近、ひょんなことからお笑いプロレスを見に行った。
ここでも中学時代からアメリカのメジャープロレスを見ていた自分は目が肥えていたのか
メインの試合を見た感想が「ロープワークたどたどしいな。」だった。
試合に出ているインディーのプロレスラー達はフィジカルの意味で肥えてはいたが。