珍しく出張に行ってきた。しかも海外。中国である。
一応ビジネス上の目的というか名目はあるのだが、実質的には懇親のためのものだった。
つまりは接待。それも受ける側である。悪い話ではない。中国ということを除けば。
初日の夕食から「(出張3日目に開催される60人ぐらいでやる大きな会議の打ち上げで)白酒(バイジウ)が飲めますよ!」とアピールされた。
白酒とは中国の酒である。ものすごく強い。聞けばアルコール度数52%だそうだ。残りの48%は何だよと思った。
かくして打ち上げの場では一人一本白酒の徳利が配られた。そしてこちらが接待を受ける側であること及び中国の乾杯文化を考えれば現地の方々約60人がグラス片手に挨拶に来ることは想像に難くない。60人と白酒を飲まなければならないだろう。
自分を含め3人で出張しておりその宴席の場では隣に上司がいたのだが、まさに宴会が始まる直前、体感2分前ぐらいのギリギリのタイミングで俺に「白酒は任せたよ。」と言ってきた。
海外ではハラスメントにならないと思ってらっしゃるのだろうか。
そうは言ってもそこはサラリーマンなので飲んだ。徳利を飲み干した。いやぁ、飲んだな。
大学で少し中国語を勉強していたため、最終的には現地の役員とウォーダパンヨウ!(日本語では「我が友よ」)と叫びながら飲んでいた。
52度の酒がそこら中にあるので最終的には空気中に気化したアルコールが漂っていた。
現地の偉い人が(喫煙室が別にあるのに)宴会の自席で煙草を吸い出した時、引火するんじゃないかと一瞬本気で心配した。
久しぶりに色んな意味で身の危険を感じる飲み会だった。パトラッシュ、僕もう疲れたよ。
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